ゴールデンウィーク2日目、気温は低めでしたが空は快晴でした。マルシェ開始前から終了まで、ずっとお客様の往来はあり、ヒルズマルシェらしいのんびりした賑わいがありました。冬に初登場し、半年間ほぼ毎週のように出店された三陸フルーツトマトのお店「D-Design Farm」さんは今シーズン最後の出店日でしたので、次々とリピーターさんが訪れてくださいました。お客様とともに、次の冬まで来シーズンのトマトの出来を楽しみに待ちたいと思います。「いばらき市」さんの大人気"いちご"も、今シーズン最後の販売でした。惜しむように箱買いをするお客様が多く、お子様も嬉しそうにご自身でいちごの箱を持ち帰る姿も。

初夏のような暑さとなり、半袖や夏の装いの方もチラホラ。先週初出店の「石橋農園」さんのタケノコは大好評で、リピートされる方も多数。それぞれのタケノコの調理の仕方を共有するなど、タケノコ談義も盛り上がっていました。他にも、春を感じる野ブキが登場。細くて柔らかいので筋をとる手間がなく、調理しやすいフキです。
初出店の「cuisine la vue」さんは手作り調味料のお店。辣油をはじめ、棒々鶏ソースや豆鼓醤など料理を手軽にしてくれます。同じく初登場の「ukaplanets」さんは薬膳のお店。体の調子を整えるといわれる薬膳を美味しく簡単に取り入れる提案が女性を惹きつけていました。

先週までの春の暖かさはどこへやら、ヒンヤリした空気の中でのマルシェになりました。初登場の「石橋農園」さんは千葉県富里市で12代続く農家さんで、今日は旬のタケノコを山盛りにお持ちくださいました。"皮つきのまま"と、"茹でたもの"の2種類なので、お客様も選びやすく店頭には常にお客様が。もう一店舗初登場「IORI HONEY LAB」さんは、オーストラリアの蜂蜜専門店。蜂蜜の種類も、"ガムツリー" "レザーウッドハニー" など珍しい種類をご用意していて、早くもファンの方がついたようです。お久しぶりの出店は高知県の「とさ笑店」さん。お待ちかねのお客様にも再会を大変喜んでいただけました。

スペイン坂の桜は、ほとんど葉桜になってしまいましたが、マルシェ会場には春の産物が顔を出していました。竹の子、フキ、葉玉ねぎなど、春を感じる野菜や山菜が売り場に並んで春爛漫。ちょっと色合いは地味で、竹の子やフキは調理となると手間もかかるのですが、そのひと手間を頑張ると、"これぞ春"のご馳走が味わえるのが醍醐味です。
養蜂家さんが店主の「HaChiBeE（はちべえ）」さんでは、ちょっとエコな取り組みとして蜂蜜の入っていたガラス瓶の回収を始めました。HaChiBeEさんの空き瓶をお持ちの方は、出店日にお越しくださいね。

花冷えの中でしたが、春らしいコンテンツとして「お花がかり」さんが販売とワークショップを実施。
"車やバイク・自転車のスクラップに植物を植えて再活用する、持続可能性プロジェクト"というちょっと面白いテーマです。年配の男性もご興味をもってくださいました。
初登場のお店が多い日で、アメリカの蜂蜜専門店「SENSHO」さんでは"アボカド" "ブルーベリー"など非常に珍しい種類の蜂蜜が並び、長野県の山奥のスタジオにて薪オーブンでお菓子をつくる「魔女と山小屋」さんは店頭もアンティークの小物で飾って、とても雰囲気があります。
薪オーブンのお菓子は、しっかり焼き上げられていて、あっさりとした味わい。