アークヒルズでは「環境・緑」に配慮し、都心部で緑地や生態系を保全・再生し、エネルギーネットワークによるエリア全体でのエネルギーの効率化を推進しています。
民間初の大規模複合再開発であるアークヒルズにおいて、大規模な屋上緑地をつくりました。サントリーホール屋上など敷地内の緑地には40,000本以上の樹木を植え、外周道路添いに植えた約150本のソメイヨシノは桜の名所となっています。1997年には常緑中心であった緑地に草花を植え、季節の潤いを感じ、緑と関われる場所へと進化をとげました。
地球規模での環境課題である「生物多様性の保存と回復」にむけた緑地をつくりました。生態系を充実させる以下のような取り組みが評価され、JHEP認証(公財 日本生態系協会)において日本初となる最高ランクAAAを取得しています。
2015年度のアークヒルズ仙石山森タワーにおける生物モニタリング調査では、当施設の目標種であるコゲラを含む約15種の鳥類と、約10種の蝶類が観察されています。
敷地に占める緑被地の割合は年々増加し、その割合を示す緑被率もアークヒルズ、アークヒルズ仙石山森タワー共に40%を超えています。
温熱画像から、アークヒルズエリアの緑化された空間は、周辺道路のアスファルト舗装に比べ日中で5~15℃表面温度が低くなっており、ヒートアイランド現象の緩和につながっていることが分かります。(温熱画像撮影:スカイマップ株式会社)
アークヒルズ周辺地域には、環境にやさしい地域熱供給が導入されています。近隣の開発とも連携し、継続的にエネルギーネットワークを拡大し、エリア全体で更なる効率化を図っています。